青い池:パステルで描く、涼やかな夏の風景
夏の暑さが厳しくなる季節では、ふと涼しい場所に思いを馳せたくなる
そんなことはありませんか?
2025年のグループ展に出品予定の作品 「青い池」 は、そんな気持ちに寄り添うような、爽やかで美しいパステル画です。
この作品のモチーフとなったのは、北海道・美瑛町にある「青い池」。
作者が2010年6月ごろに訪れた際に撮影した写真をもとに描かれています。
写真の整理をしているときにこの景色を見つけ、「久しぶりに自然の風景を描いてみたい」と思ったことが、作品制作のきっかけになりました。
こだわったのは、水面に映る白樺の影。
水面に揺れる木々の姿が美しく、そこをどう表現するかがポイントになりました。
特に 池の水面のゆらぎ を描くのが難しく、試行錯誤を重ねたそうです。
そこで、白のソフトパステルを尖らせて繊細なラインを描くことで、水の動きを表現しました。この描き方を発見できたことが、今回の制作での大きな収穫だったといいます。
「作品を見た人に、涼しさを感じてもらえたら嬉しいです。」
そう語る作者の言葉どおり、絵の中の静かな水面と、青のグラデーションが心地よい涼を届けてくれます。
この夏、暑さを忘れさせてくれる一枚の絵。都合があえば、お立ち寄りいただけると嬉しいです。
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